朝倉郡筑前町にある精神科病院

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長く働きたくなる理由がある – Y.Eさん(管理栄養士) 2017年入職 –

厨房内の連携がとれて「作る」に集中できる環境

入院患者さんの朝昼夜の食事、精神科デイケアを利用される方の昼食、グループで運営する保育園の昼食を1か所の厨房で作っています。私は管理栄養士として複数の施設で働いた経験があり、それぞれの職場の厨房を見てきましたが、当院の調理師は連携がとれており、役割分担がはっきりしている印象を受けます。

主菜、副菜、ご飯など、その日に担当する調理内容があらかじめ決まっているので特定の人に負担が偏らず、一人ひとりが責任をもって調理を担当する公平な職場です。また、食器の洗浄はパートさんが受け持つので、調理師は料理だけに集中できるというのも当院の特徴です。

患者さんの笑顔や「おいしい」の声が励みになる

私は管理栄養士なので栄養指導の際に患者さんと直接関わることができます。食事の感想を聞いて、おいしかったという声や改善してほしいポイントなど、患者さんの声をできるだけ調理師に届けるように心掛けています。また、年に10回ほど季節ごとのイベントでいつもとは違った行事食を作ることがあり、その際は調理師も患者さんが食事をしている様子が見られます。

そこで、「おいしいです。いつもありがとう」と患者さんから直接言われることが、とても励みになっているようです。新しく入職した調理師に対しては経験に応じて研修期間を設け、一つひとつの手順を個別に指導しています。サポート体制の充実や、作業の役割分担が確立されたシステム、患者さんの声のフィードバックなどによって自信を得られる環境なので、当院の調理師は一人ひとりが仕事に責任をもって自立していることが強みです。

会話が飛び交う明るい雰囲気と休みの取りやすさが魅力

厨房はほぼ女性だけのメンバーです。調理中も会話が飛び交い、にぎやかに働ける明るい職場です。希望日に休みやすく、有給取得率100%の調理師が多くいます。3連休くらいなら気軽に取れますし、それ以上のまとまった休みを申請することも可能です。

また、育児の状況に応じて勤務時間の調整も図れます。調理師は5年以上働いている方ばかりなのですが、職場の雰囲気、休みの取りやすさといった働きやすい環境が、長く働き続けられる理由だと感じています。

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